生理機能検査
◆心電図検査
心臓の筋肉は、全身に血液を循環させる為に拡張と収縮を
繰り返していますが(ポンプ作用)、この時に発生する弱い
電流を波形に表して記録したものが心電図です。
不整脈、狭心症、心筋梗塞など、心臓病の発見や診断に
欠かせない検査です。
◆CAVI検査
両腕・両足首の血圧と脳波を測定し、動脈の硬さ、詰まり、
血管年齢を測定する検査です。
動脈硬化症を発見し、心筋梗塞や脳梗塞の予防に繋がります。
◆呼吸機能検査
息を吸ったり吐いたりして呼気量と吸気量を測定し、
肺の換気機能を調べます。
COPD(慢性閉塞性肺疾患)、間質性肺炎、塵肺症など、
主に呼吸器系疾患の判定に行われる検査です。
◆眼底検査
眼底の血管は外から直接観察出来る唯一の血管で、
眼球の奥の網膜や血管、視神経などをカメラで撮影する検査です。
網膜などの目の病気だけではなく、動脈硬化症の程度や、
糖尿病や腎臓病等による血管の病変なども発見出来ます。